「北政所ねね様没後400年記念事業」について

雑談

3年後の2024年9月6日、
”おねさん”こと北政所ねね様は、
没後400年の遠忌という節目の日を迎えます。

https://www.kodaiji.com/nene400/

そこで、このたび「北政所ねね様没後400年記念事業」が発足しました。

ねね様が建立し、今もねね様を祀る京都の高台寺を中心に、
大坂城天守閣、名古屋豊國神社が協同して、
現在、さまざまな企画を練っております。

おもえば昨年の今頃、豊國神社ではステイホーム企画として、
おねさんについてのコラムを連載していました。

今までも折に触れてはご紹介してきましたように、
秀吉公とねね様は戦国武将としては最初の恋愛結婚です。
秀吉公の大出世を陰で支え続けてきたのは、ねね様の才知と人間的魅力でした。

まさに、天下統一の偉業はご夫婦一体となって成し遂げられたもの、
と言っても過言ではないでしょう。

御周知の通り、当社では秀吉公をお祀りしています。
本殿の左の小祠には、清正公も控えておられるとはいえ、
ねね様が共にいらっしゃらないのはさぞお寂しい事ではないかと、
社中では常々話題にしておりました。

そこで、この400年遠忌をひとつの機会ととらえて、
名古屋豊國神社に、ねね様を御祭神としてお迎えしたいとの案が出ました。

3年後の遷座を目標に、二柱のご祭神を合祀できるよう、本殿も作り替える計画も考えています。(結婚で家族が増えるのに合わせて、おうちを増築するようなイメージに近いですね)
これから大きな変化を迎えていく豊國神社を、どうかお見守りください。

「北政所ねね様没後400年記念事業」についても、折々にご案内させて頂きます。素晴らしい記念の年となりますよう、尽力いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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